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角度の違う雑学

Lofi HipHopとともに世界を変えた日本人「Nujabes」

Lofi HipHopとは?音楽初心者にもやさしいジャンル解説

Lofi HipHop(ローファイ・ヒップホップ)は、ざらついた音質やシンプルなビート、リラックスできるメロディが特徴の音楽ジャンルです。

YouTubeなどで「勉強用BGM」として流れていることが多く、世界中の若者を中心に人気があります。難しい音楽知識がなくても、心地よく聴けるのが魅力です。Nujabes(ヌジャベス)は、このLofi HipHopの先駆者として知られています。

Nujabesのヒストリーと音楽活動

Nujabes(本名:瀬場潤、せばじゅん)は、1974年生まれ。1995年から2010年まで渋谷を拠点にトラックメイカー/DJとして活動しました。1999年には自身のレーベル「Hydeout Productions」を設立し、インディペンデントな姿勢で音楽制作を続けます。彼はメディア露出を避け、インタビューもほとんど受けませんでしたが、その分、音楽そのものでリスナーを魅了しました。

海外で聞かれている日本人ミュージシャン(2018年)

  1. ONE OK ROCK
  2. RADWIMPS
  3. Nujabes
  4. 坂本龍一
  5. BABYMETAL

Nujabesの代表作には、ラッパーShing02と共作した「Luv(sic)」シリーズがあります。また、アニメ「サムライチャンプルー」のサウンドトラックを手がけ、海外でも一躍有名になりました。彼の楽曲はジャズやソウル、アンビエントなどさまざまなジャンルをサンプリングし、独自の温かみあるサウンドを生み出しています。2010年、36歳の若さで交通事故により急逝しましたが、その後も世界中で高く評価され続けています。

世界に広がるNujabesの影響とLofi HipHop文化

Nujabesの音楽は、YouTubeやSpotifyなどを通じて今も世界中で聴かれています。

Lofi HipHop専門の配信チャンネルには何百万人もの登録者がいて、ジャンルそのものがひとつの文化となっています。Nujabesが作った「Luv(sic)」シリーズは、世界中のリスナーから愛されています。彼の音楽は、国や言葉を超えて人々の心を癒し、クリエイティブな活動を後押ししています。

Lofi HipHopは音楽の知識がなくても楽しめるジャンルです。

そして、その礎を築いたNujabesの存在を知ることで、音楽の新しい楽しみ方や日本人アーティストの世界的な活躍を感じることができるでしょう。ぜひ一度、Nujabesの音楽に耳を傾けてみてください。

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